先日、大阪から71歳の方が奥さんと娘さんと一緒に来院されました。頸部脊椎管の狭窄のための頚の激痛で苦しんで何十軒もの病院で手術を断られ続けたが昨年7月に某病院で手術をしてもらえた。
しかし頚周辺の激痛が続いて苦しんでいるとの話です。やはり手術の適応がなかったほど(手術しても良くなる成算がない)に状況が悪いようです。手術をしても治らないのも分かります。
早速数分間気功をして待合室で歩いてもらうとスタスタと歩く。走ってというと走る。歩いてといっても走る。ドヤ顔です。奥さんは驚いて涙を拭いています。歩くのも歩幅が狭くてちょぼちょぼと歩くだけだったという。前へ折れ曲がっていた頚も少し伸びた。家族には驚愕の激変だったようです。
一ヶ月半前に漢方の先生に当院の受診を薦められてとうとう上京して来院されたのですがこんな変化は期待もしていなかったでしょう。頚の激痛も殆ど無いようです。
ご本人の雰囲気が全然違います。診察室へ入って来た時より10歳は若返った感じです。生気のないおじいさんがシャキっとしたおじさんに変身していました。
本当に不思議でした。
なんと言おうとも治療といえるようなことはしていません、背中をさすっていただけです。