月刊誌”秘伝”の今月号に保江邦夫先生の連載があった。 合気の基本は合気上げで、これは愛を想うことにより実現出来て、更に、想う愛のレベルによって上がり方が増加する(冠光寺眞法では愛魂挙げ、スマイルリフティング、smile liftingという)、雑誌の写真をみると違いが判る

挙げられた人が自分の筋力で立ち上がるのであって術者が力で持ち上げているのではない
そのことは練習後の、挙げられた人の大腿四頭筋の筋肉痛で明確に確認できる
 挙げられる人の立ち上がる筋力が弱いときは挙がらない。最初は自分が未熟だから挙げられないと思っていたが、そうではない、 相手の人の筋力が弱いためだと気づいた。皆さんも私と同じ勘違いをしないようにと書いてある

これは気功と同じだと思った、気功は相手の人の治るのを援護するが、治る力(気持ち>>体)の弱い人には結果が出にくい。 皆さんに同じ結果が出ないので僕は自分が下手なのだと思っていたが違った

もうひとつ 
宇城憲治先生のDVDに江戸時代の剣聖 伊藤一刀斎の言葉として 武術の全ての根源には真心がある が出てくる
保江邦夫先生の愛魂挙げを思い起こす言葉です
ロシア武術のシステマもロシア聖教の教化を受けたためなのか似た色合いを持っています


人間の能力はハッピーで愛に満ちているときに最大限に発揮されるということと思います